こんにちは。裁量の専業トレーダー兼、MQL開発者のmetroです。
毎日の分析には、決まり切った作業が多い。
それを効率化できるショートカットキーは
賢いトレーダーなら必ず使っています。
しかし、MT4というプラットフォームの歴史はかなり古いので
それだけ選択肢も多く、どれを使えばいいのか悩みますよね。
この記事では、2017年から
MQL開発を続けている専業トレーダーの僕が、
MT4のショートカットキーインジ・EAを5つ紹介します。
裁量かつ専業のトレーダーである僕の独断と偏見で、
メリット・デメリットも書いていきます。
ちなみに、多くの方が使っているAccelaは紹介しません。
MT4だけでは完結しないので、個人的に使いたくありません。
自分が気に入らないものを人様に紹介できませんので。
(個人の見解であって、Accelaの批判ではありません。昔はやむなく使ってましたし。)
MT5版はコチラの記事で紹介しています。
【描画系インジケーター】KD_BasicAddKey(有料)
有料(\1,600)です。
オブジェクトを描画するためのインジです。
対応している機能は
- 描画
- 時間足変更
- タブ移動
- チャート最大化
と、なかなか幅広い機能を搭載しています。
単純に描画とかのショートカットキーがほしいなら
これで満足できる人も多いかもしれません。
メリット
- 描画だけでなく、時間足にも対応している
- Shift同時押しも設定可能
デメリット
- 設定できる項目が多い分、初期設定が面倒
- 注文機能はない
【チャート操作系インジケーター】ChangeTimeframe(無料)
コチラは、1~9の数字キーに各時間足を割り振って
切り替えられるショートカットキーインジ。
多くの方が利用しているAccelaの
時間足変更機能とほとんど一緒。
チャートの右下に現在の通貨ペアと時間足、
また、時間足を変更してから数秒の間
「現在の時間足」をチャート中央に表示してくれます。
メリット
- 今の時間足が視覚的にわかりやすい。
- 割当キーを変更できる。
デメリット
- 特になし。
(強いて言えば、左下のペア表示は要らないかも。すぐ消せますが、時間足変更したら復活する) - 注文機能はない。
【描画系インジケーター】QuickLineMaker(有料)
こちらも、ライン等を描画するショートカットキーインジ。
できることは、主に以下の4つ。
- 主要7種類のオブジェクトを描画
- ラインの細かい設定もできる
- ラインを一括で削除
- 他チャートに同期
ライン系限定なので、なかなか使い勝手が良さそう。
メリット
- ラインを同期できるのが便利。
デメリット
- 描画特化なので、チャート操作・注文などはできない。
【チャート操作系インジケーター】Chart_Shift(無料)
チャートのタブをTabキーで移動できるインジ。
標準の機能ではCtrl + Tabで実装されている機能ですが
Tabキー1つで実行できるもの。
Shift + Tabで前のタブに戻れます。
メリット
- Ctrlを押さなくてもよい
デメリット
- たまに挙動が安定しない
次のタブに行きたいのに戻ったり、その逆もしかり
(いろいろな環境でテストしましたが残念ながら解決せず)
【注文系EA】Hotkeys For Pending Orders(無料)
海外の方が制作した、ショートカットで指値・逆指値を入れられるEA。
いくら探しても、注文系はこれしか見つからなかった。
パラメータに指定したpips分、
現在の価格から離れた位置に注文を置きます。
なお、EZ Order SendはEAですが、
自動売買の機能はありません。
メリット
- 手軽に指値・逆指値注文を入れられる。
- 損切り・利確も同時に入れられる。
デメリット
- 現在価格から固定値分離れたところにしか注文を出せないので
注文位置の変更の手間が結局生じる。 - 操作説明やマニュアルも英語なので正直よくわからん…
【全機能オールインワンインジ】HotKeys(有料)
最後に、拙作の「HotKeys」を紹介します。
HotKeysは、裁量トレーダーのためだけに最適化された、
オールインワンのショートカットインジです。
専業トレーダーの方からも
極めて高い評価を頂いています。
あらゆるMT4ショートカットインジの欠点をカバーして
痒いところに手を届けたような革新的なツールです。
HotKeysの機能はライン等の描画だけでなく、
- 時間足の変更
- 通貨ペアの切り替え
- 時間足、タブ移動、通貨ペア変更などのチャート操作
- 水平線を上位足に表示させない/させる
など、あなたがトレードを快適に行う上で
「こんなのあったら」という機能を揃えています。
正直なところ、この記事ではHotKeysの魅力を紹介しきれないので
ざっくりとイメージ動画を載せます。
(画面はMT5のものですが、同じことができます)
HotKeysの詳細は以下のページから、ぜひ、ご確認ください。
まとめ
あなたのニーズに合った、できるだけシンプルなものを使って
あなた好みのトレード環境を実現しましょう!