こんにちは。裁量の専業トレーダー兼、MQL開発者のmetroです。
この記事では、チャートウィンドウを
好みのタテ×ヨコに並べ替えるスクリプト
「RowAndColumn」をご紹介します。
MT4、MT5のどちらでも使えます。
このスクリプトは、2017年からMQLを書き続けている僕が自作したものです。
メタトレーダー標準のAlt+Rの「チャートを整列」機能では
タテ×ヨコをカスタマイズできません。
例えば6枚のチャートでチャートを整列すると
必ず3列×2行のチャートになってしまいますよね。
しかし、2列×3行にしたいこともあるはず。
例えばディスプレイを縦にしてチャートを見ている場合など。
そんなときにこのスクリプトは便利です。
使い方
「ツール」→「オプション」から「DLLの使用を許可する」にチェックが入っている事を確認してください。
スクリプトを任意のチャートに適用すると、列と行をパラメータ入力できます。
お好きなタテヨコに設定してください。
すると、このように、チャート自動で整列されます。
また、このスクリプトをショートカットキーに設定すれば
毎回ワンタッチで操作できるようになります。例えば、Ctrl+Lなど。
ちなみに、メタトレーダー標準の
ショートカットキーを上書きすることもできます。
例えば、Ctrl+Tは標準だと
ターミナルウィンドウの表示/非表示を切り替えられますが
スクリプトをこのキーに割り当てることで、
ターミナルウィンドウではなくスクリプトが実行されます。
ただし例外もあるようで、Ctrl+Fなどは、
標準のクロスヘアが表示されつつスクリプトも実行されるようです。
このあたりはMT4/5の仕様ですので、仕方ないでしょう。
軽く検証感じ、Ctrl+SやCtrl+Rは大丈夫でした。
必要に応じて、試してみてください。
注意点
タテ×ヨコの値が表示されているチャート数よりも小さい場合、正しく表示されません。
正確に言うと、
チャートの表示可能領域からはみ出します。
例えば、9枚のチャートがあるときに
2×3でスクリプトを実行した場合、
6枚だけ表示され、残りの3枚は画面外にはみ出ます。
これは9枚に対して6枚を表示するという、
ムチャな指示をプログラムに出しているから起こることですので
バグというわけではありません。
正しく動作するように設定してご利用ください。
ダウンロード
RowAndColumn.ex4
RowAndColumn.ex5
おまけ
裁量トレードで専業をしている私が、
自分のためだけに制作したインジ・EAを
一般にも公開することにしました。
すべて、ほかでもない私が
MT4/5で不便だと思っていた箇所を
解消するために制作・使用しています。
私のEA・インジは、常に正しいトレード遂行したいと思って
真摯にトレードに向き合っている方にしか響きませんが
もしも興味があれば、一度見てみてください。
MT4版は以下です。↓